Gorsch the merry coachman(ゴーシュザメリーコーチマン) "Heather Serge Gesserei Waist Coat" -Black-
¥49,500
SOLD OUT
【BRAND】
Gorsch the merry coachman
南部鉄器の過去の写真を見ていると、ベストを一番上に着ている職人が多いことに気が付きました。割と肩幅が狭いデザインが多く、当時のシルエットなのかもしれませんが、その感じが良く見えました。
肩幅は少し抑え、しかしアウターとしても使えるように身幅は肩幅とのバランスを考えた上での大きさにしました。デザインしていく過程で、前身頃を後見頃よりも長くしてみた結果バランスが良くなったように思います。
また、当時のドイツの製鉄所では作業着がツギハギでした。そのうちの1枚に映っている作業着の腰ポケットがおそらく付け替えたポケットで、今回の腰ポケットのアイデアの元となりました。ポケットが後見頃から続いているように見えるようデザインし、またそれはベントの役割もあります。
ステッチもデザインの一つなので、ステッチを端からかけていなかったり途中で止めたりと工夫しています。アームホールの底のカーブは遊びです。
ボタンはこの生地に負けないように、かつ、このゴツゴツとした印象に合う素材はなんだろうかと考えた時にマットなメタルボタンが頭に思い浮かびました。
生地はフレンチワークの定番素材である撚り杢ブラックシャンブレーをオリジナルとは違うアプローチで再現した素材。タテ糸はグレーTOP調の霜降り感があるBlack Land Hempの生成りの糸と日焼けしたような墨黒に染めた綿糸を撚り合わせた杢糸を使用。ヘンプのムラのある糸形状と、かすれた様な色合いによって自然な撚り杢を作っています。ヨコ糸は中心部が無撚に近い空紡糸と、番手差をつけたムラ糸を壁撚りにすることで紡績技術が未熟だった時代の粗野な質感を表現しています。
仕上げにワッシャー加工を行うことで、組成や番手の違う4種類の糸が
それぞれの縮率で縮み、ゴツゴツとした凹凸のある表面感になるよう仕掛けています。
こちらのブログで詳しく紹介しています。
https://khakikagoshima.blog/2023/10/12/今じゃない、3年後だ
【NO.】
11TMCM-2NDH-WAC01-HC
【FABRIC】
COTTON68% HEMP32%
【COLOR】
Black
【SIZE SPEC】
48:肩幅42.5cm 身幅56cm 着丈67cm
176cm53kgのスタッフでサイズ48を着用
【ATTENTION】
※採寸は全て平置きで行なっておりますが、多少の誤差がある可能性がございます。
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